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先ほどBSで放送された「FBI失踪者を追え!」11話で(吹き替えが三原じゅん子だったのにもビックリな)殺害されてしまった少女のお母さん「キャロル」を演じた人の、どこか薄幸な印象を受ける顔立ちに超・見覚えが。

やはりと言うか、ERにもゲスト歴があった。9シーズン9話 "Next of Kin" でプラットが担当、事故で軽傷を負って運ばれて来た女の子が実は男の子で・・の「モーガン」のお母さん役を演じていたJudith Hoag がその人。息子と一緒に暮らし、彼の性同一性障害に理解もあったお父さんは事故で亡くなってしまい、今は別れているこのお母さんが息子を引き取ることになったものの彼女は子供のありのままの姿をどうしても受け入れられず、という印象に残るストーリーラインのひとつだった。

「ER」と「FBI」、それぞれのエピソードの本国での放送日はわずか一ヶ月ほどしか違わない。女優さんのルックスがどちらでもほとんど変わらないのもそれで納得だ。現地では同じ曜日・時間の表裏で激突している二つの番組、その両方に相次いでゲスト出演ってよくあることなのだろうか。
ロイター

ERの9、10シーズンでエリザベスが付き合い、最後は既婚者とバレてトホホだった血管外科医ドーセット役ブルーノ・カンポスが、アメリカなどで今秋スタートの人気シリーズ "Nip/Tuck" 第3シーズンにレギュラー入り。第二シーズンでゲストとして登場した腕利きの美容整形外科医役がレギュラーに昇格したとのこと。ERに続いてのドクター役、美容整形外科医・・イメージにピッタリかも。

"Nip/Tuck" は日本でもFOXチャンネルで第一シーズンを放送中。
Nip/Tuck マイアミ整形外科医

(作品の内容に関する「ネタバレ」はほとんどありませんが、ほんの少々は。)

半額千円デー」とかで節約したかったものの都合がつかず、どうしようかと少し迷ったのだけど、劇場へ行って正解だった! ゴランの姿&声を大スクリーンと迫力サウンド(声)で堪能できて。私は公開が待ちきれずに海外版のDVDを買って内容は知っていたのだけど、やはり劇場のスクリーンで見るのは段違い。日本語字幕もありがたい。

彼が出ていなければ見ない!と断言できるジャンルで、正直なところストーリーを真剣に追いかけることができるタイプの映画ではなく(私にとっては、です)、ひたすら「登場人物(&キャラクター)」を見ていた。

ゴランにはERのルカとも共通する「どこか陰のあるいい人」的な役、やはりハマるんだ。何度も出てくる悲しげな目の表情なんてもー、たまりません。く~~~ッ!

J.ガーナーの鍛え上げられたボディはすごい。ただ、TV「エイリアス」を見ていたせいか、エレクトラ役もどうも「エイリアス」毎回のお約束であるコスプレのパターンのひとつに見えてしまった。そういうキャラといってしまえばそれまでながら、表情がずーーーーーっと超シリアス、最後まで硬いままなのがちょっともったいなかったなあ。もう少しいろんな顔を見たかったかも。

「キリギ」役ウィル・ユン・リー。いいですー。スレンダーでしなやかなカラダに涼やかな目元。おまけに剣の達人だ。作品のプロモーション用のインタビューのどれかで、J.ガーナーがこの人のことを「武術のトレーニングをした俳優なのではなく、武術家が俳優になったという人なの」と説明していた。

「キリギ」の父&師&悪軍団ボス「ロシ」役は日系のケイリー・ヒロユキ・タガワ。役名の日本語訳「ロシ」がちょっと?? オリジナルは "Roshi"、「老師」か「浪士」の「ローシ」だと思っていた。「ロシ様」なんて字幕が出るたび浮かんだのは「ろ紙/濾紙」という変換。

ボブ・サップ、消え方がマヌケだよー。 わざわざちょうどよくあんな場所にいなくても!

エレクトラの師匠役、テレンス・スタンプ。渋い。貫禄。「場」の空気をピーンと張りつめさせることのできる人。東洋武術の師というキャラクターも違和感なし。森の中にやってきたときのヘンな作業服&野球帽みたいなキャップ姿は少し笑った。

ゴラン演じるマークの娘、アビー役のキルスティン・プラウトがとてもかわいい。どこかで「レニー・ゼルウィガーの少女時代って感じ」という評を読んだけれど、そういうイメージあるかも。一応トレーニングを積んだではあろう「戦い」シーンはシロートから見ても「これで ”神童” は苦しいなあ」ってモノだったけれど、それはご愛嬌ってことで。1990年生まれと、まだ「子役」といってもいい若さ。将来も女優を目指すのかな? もう一人の「子役」、エレクトラの少女時代役の女の子も可愛かった。ジェニファー・ガーナーというよりはアビー役の子の妹みたいなルックスで。


ER緊急救命室10-11 (212) 「危険な日」


ルカの出番がかなりあったので、ファンは単純に嬉しい。今回、ドクター(そして医学生などにお手本を示す教師)として優秀という描写が多かったのもハッピー。このごろの彼に貫禄・風格のあることといったら。いや、決して体型のせいだけじゃない。

2週間後にアフリカに戻る・・・はずがあっさり撤回。その変心の理由はいまひとつ分かりづらかった。サムやアレックスが気になるから(?)? それともカウンティでもそれなりなやりがいを見つけたってこと? さすがドラマワールド。(都合よく)気まぐれさんなんだから(笑)。
でもアフリカ側だってカウンティだってそんな直前キャンセルでオッケーなわけ?
まだ戻るつもりだった時、彼女らしく素っ気ない口調ながらウィーバーが「あなたは向こうと同じぐらいここでも必要な人です」と言ってくれたのは嬉しい。

カーターとの「いきなり友情」は、この二人がアフリカで共有した体験からってことで納得できなくもない。

挨拶程度とはいえスペイン語、しゃべってた。英語、クロアチア語、イタリア語、ドイツ語、フランス語に続き、これでルカがERで話した言葉はなんと6つ目。

受け付けにアミラ! ずーいぶんのご無沙汰だったのでは?そして今シーズンの登場は今回だけ・・。 

プラットがミスをして首を折ってしまうことになる骨に難病をかかえた少年。交通事故で運ばれて来た時付けていた、お父さん手作りのカラー(イラストでにぎやかに飾ってある)に見えた親心が切なかった。

プラットはあらゆる女性患者への接し方がうまい。今回の徘徊・痴呆の高齢女性に対しての受け答えも、オリジナル音声で見ると吹き替えよりももっといい感じ。一見チャラチャラな印象なんだけど、よく見れば相手に合わせた当意即妙さにさりげない優しさもある。彼のこういう面は個人的にとても好きだ。

昨日授賞式が行われたトニー賞の会場などの写真から、ERにゲスト出演歴のある人々をピックアップ。大物ばかり!

アラン・アルダ(ケリーの恩師、ドクターローレンス。6シーズン)
今回の賞の候補者の一人(受賞はならず)。
ドン・チードル(9シーズンの医学生ネイサン)
プレゼンター役をつとめた。
サリー・フィールド(アビーのママ)
同じく授賞式にはプレゼンターとして登場。


あと、ミュージカル部門主演女優賞候補だったJoanna Gleasonなんて人も。ERでは第二シーズンでマークとちょっと付き合ったテレビ局(?)関係の女性役だった。何枚か一緒に写っているご主人クリス・サランドンはS.サランドンの元夫、マークのNYの脳のドクター役でこちらもERゲスト歴あり(余談:この人、先週BSで放送していたアル・パチーノの「狼たちの午後」で主人公の恋人のゲイ青年役をやっててびっくり。30年前の作品だ)。
Zap2it

チェンだったMing-Naが現在おめでたで、秋に出産予定という記事。
長女ミカエラちゃんに続く二人目のお子さんになる。おめでとうございます!

秋にスタートする彼女がレギュラーの新ドラマ(不妊治療クリニックが舞台!)撮影との兼ね合いはどうなるんだろう?

新旧ERキャストでは、ノア・ワイリー(カーター)夫妻にも秋に第二子が誕生予定、昨年はスーザンのシェリー・ストリングフィールドにやはり二人目の赤ちゃんが生まれているし(現在BSで放送しているあたりのエピソードでスーザンがふっくらしているのは当時シェリーがおめでただったため)、元・クレオのマイケル・ミシェル(記事はこちら)や日本放送分では登場したばかりのケム役サンディ・ニュートン(こちら)など、ちょっとしたベビーブーム?
本国から遅れること5ヶ月、多分世界で一番遅く(?)「エレクトラ」がようやく日本での公開日を迎えた。長かった。

試写会で鑑賞したという方たちのレポートを見てみても、作品への評価はまあ予想通りというか(苦笑)。

ゴランをビッグスクリーンで!それのみ!で来週中にはなんとか映画館へ行きたい(希望)。なにしろ彼の出演作では実質初めて、ロードショー劇場で全国一斉公開された作品なのだ。・・気が変わって「やっぱり ”ミリオンダラー・ベイビー” にしよ」なんてことになったりする可能性がなきにしもあらずな気もするけれど。
10日ほど前に、「ファンボードだけがソース」として記録用に残した「プラット(Mekhi Phifer) が監督・出演、ER仲間のScott Grimes(モリス)も出演、ついでにアビーMaura Tierneyも出る映画 "Easier Softer Way" 」に言及したオンラインの記事がこちら。該当部分は記事後半に。

マリファナ・アディクトだのリハブだのといったコメディらしい。プラットの役名(?)が「Mr.Big」?SATCじゃないんだから(笑)。


ERに10シーズンから時々登場するダメダメドクター、モリス(ちなみにファーストネームは「アーチー」)役のScott Grimes。俳優の他に音楽活動もやっている人で、CDもリリースしているとはどこかで聞いていたけれど、ひょんなことから今年2月発売のそのアルバムが「アマゾンとかでもフツーに買えるもの」であることに気づいた。

スコット・グライムス "Livin' on the Run"


全曲試聴もできるようになっている。
声質が個人的にはあまり好みではないかも。でもERでの顔とは全く違った一面だなあ。

彼のCDデビューは15年以上前、まだ十代だった1989年。カーペンターズのリチャード・カーペンターがプロデュースを担当したアルバムを出しているとのこと(「スコット・グライムズ」がタイトル)。今回のアルバムはなんとそれ以来の2枚目、すごいブランク。音楽、演技と結構芸歴の長い人なんだ・・。


アメリカ「TVガイド」誌(印刷版)最新号(6月5日号)の特集記事「TV界のセクシーな男たち」のリストにゴランの名前も挙げられているとのこと。ナーイスな写真つき記事のスキャンがこちらなどに。スキャンからも読み取れるテキスト部分をタイプアップしてくれているものはこちらなど。他にランクインしている人たちと共通に、作品の女性共演者がその人について語る・・という形式。

ゴランについてはERサム役リンダ・カーデリーニがコメント。「ステレオタイプな言い方だけど、ゴランは本当に文字通り "tall, dark, handsome" な人」「彼はとても紳士。(以下少々ネタバレ気味)・・・サムとルカの初めてのラブシーンで私は上半身脱ぐ必要があって、(照れ隠しのため?)ジョークのフレーズが書かれたシールを両方の胸に貼っておいたの。シャツを脱いだとたん撮影スタッフはみんな笑い出したんだけど、ゴランはお行儀よく私の目だけを見てくれて、シールに気づいた最後の人だった」、などなど。

他にリストに登場しているメンバーはエンリケ・ムルシアーノ(「FBI失踪者を追え!」)、ジュリアン・マクマホン(「Nip/Tuck マイアミ整形外科医」、映画「ファンタスティック・フォー」)、「ハウス」のヒュー・ローリー、CSIのゲイリー・ドゥーダン、ほか。ゴランの分も含めた特集全体のテキスト部分の要約がこちらから読める。

追記
この記事を日本語に要約したものがFlixムービーサイトに。でもゴランの名前は省かれちゃった。

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ゴランがクロアチア時代(97年とのこと)に出演したビールのコマーシャルを、ファンの方が発掘してくれたクリップがBleu Profondにアップされた。若き日の彼の甘ーい表情にはクラクラ(笑)ながら、ストーリー展開や登場人物のベタさチープさがかなりおかしく、その意味でも一見の価値あり。
ERのガラント役だったシャリフ・アトキンスが、米本国で今月4日から第二シリーズの放送がはじまるSFドラマ "The 4400 " に出演するという情報がこちらに。番組の公式サイトなどには名前が見当たらないので、レギュラーではなくゲスト扱いなのかも?

"The 4400" は昨夏に第一シリーズが放送され、日本でも今年のゴールデンウィークにWOWOWで「4400 未知からの生還者」として放送された。そのあらすじなどはWOWOWの番組サイトで。

少し前に見た映画の情報番組。
全米興行収入のトップテンをカウントダウンするコーナーでその週2位ぐらいだったのが「キッキング&スクリーミング」。ウィル・フェレル主演、息子が所属する弱小少年サッカーチームのコーチを買って出るパパ・・というようなコメディ。

作品紹介の映像で映った、コーチ・フェレルにシニカルに反応するチームメンバーの子の顔に見覚えが・・・。おお、ER8シーズン4話「決して言わないで」でルカ&アビーが担当、「おもちゃ屋(トイザらス)に連れて行ってくれないとママの秘密をおじいちゃんにバラしてやる!」とか大暴れしていた「ジョン・トーマス」役だった子だよ!




私がいくらERのマニアでも、毎回の患者役の人たちの顔まで全部はさすがに覚えていない。でもこの子は登場したのがルカと一緒のシーンだったし、何しろその暴れっぷりと個性派系のルックスに強~~烈なインパクトがあったのだ。

本名(芸名)はスティーブン・アンソニー・ローレンスくんといい、幼い頃から活躍している子役らしい。

ER出演から4年弱、「キッキング&スクリーミング」では、こんな感じ↓に成長。



いい味出してます。

久々にFOX JAPANのサイトをチェックしてみたら、今週の公開を前に「エレクトラ」の公式サイトの内容が一応パワーアップ。予告編などの他にキャストバイオやストーリー解説、ゲームや全国の上映劇場一覧などが追加されていて一見の価値はあり。

「エレクトラ」公式サイト

しかし、不満ばかり言いたくはないけどゴランの扱いはいー加減だなあ。
苗字の「ヴィシュニック」(「ッ」がひとつ多い!)という表記法は初めて見た気がする。かといってそれで統一されているわけでもなく、サイト内でもストーリー解説パートでは「ヴィシュニック」、FOX JAPAN全体の映画セクションの「エレクトラ」紹介では「ビシュニック」と見事にばーらばら。