FC2ブログ
ER15-11 "Separation Anxiety"
サムとゲイツの間には、仕事中にもとげとげしいムードが漂う。その日アレックスが退院することをサムが自分に言っていなかったとを知ったゲイツは傷つき、思わず彼女に抗議。しかし、ゲイツが事故の日にアレックスとサラをパーティーに行かせたことをあくまで許せないサムは、まだ彼女をあきらめきれない様子のゲイツに「お互い別々に、それぞれの道を行きましょう」と言う。

ゲイツは仕事後、親身になって面倒を見ている(元)患者マックス(ホームレスになっていた退役軍人)の就職面接用スーツの買い物に付き合う。ゲイツの手助けで生活を立て直しつつあるらしいマックスは、入居したアパートがペット禁止なので、入院時に預けた愛犬をもうしばらくの間飼ってもらいたいとゲイツに頼む。マックスはまた、せめてもの感謝の印にとゲイツに何かプレゼントを渡す。

マックスと別れた後、病院前のいつものバーでゲイツはひとり飲んだくれる(サムとのことが尾を引いている?)。マックスからの包みを開くと、それは彼の戦功に授与された勲章だった。完全に出来上がった状態でバーを出たところで、ゲイツはインターンのダリアに偶然出くわし、「ひと晩だけどう? 後腐れなしで」と彼女を誘い、キスしようと迫る。一度はゲイツを押し戻したダリア(※過去ずっと、ゲイツを意識している様子が描かれていた)だったが、結局受け入れ、二人はキスをする。

もう一度子どもを持ちたいと夫婦で決めたバンフィールドは、まずは血のつながった子どもを、とERでのシフト前やその合間にコバーンに相談する。年齢的に自然妊娠の可能性は低く(”一度の周期で一パーセント以下”)、血液検査では体外受精(IVF)も難しいことを示すホルモン値(FSH)が出る。その数値では体外受精を請け負ってくれる不妊治療クリニックはないだろうとの厳しい現実を告げられたバンフィールドはそれでもあきらめず、チャンスはゼロではないのだから一度だけトライしたい、もしダメなら(養子など他の方法も含めて?)考え直すから・・・とコバーンに協力を頼み込む。コバーンは明らかに気が進まない様子で、考えさせてとだけ答える。
シフトを終えたバンフィールドを夫のラッセルが迎えに来ている。サプライズでのディナーデートをセッティングしてくれていたのだった。

今回の「メイン患者」はドラッグ取引に絡んだ銃撃戦での負傷者たち。最初の患者は胸を撃たれていて到着時に既に望みのない状態。それを承知で、ゲイツが「教育用」としてインターンたちに開胸などの処置を経験させ、サムはそれに納得できない様子を見せる。

その後、売人だというティーンエイジャーの少年ジャーメインと、巻き添えになった10歳ぐらいのその弟クインシーが到着。仲の良さそうな二人をバンフィールドらが担当する。ジャーメインは腹部、クインシーは足を撃たれていたがどちらも命に関わるような状況ではなさそう。兄はしばらく後に一度急変するが、バンフィールド処置で事なきをえる。治療の過程で、兄弟は交通事故で両親を亡くしており、兄はグループホーム、弟は里親を転々・・と離れ離れに暮らしているという境遇が明らかに。クインシーは兄に会いたい一心で何度も里親の家から脱走しているのだという。弟のためにもまともな職につくようにとジャーメインにアドバイスするバンフィールド。しかしジャーメインは、自分が18歳になったら弟の養育権を申し立てて保護者になり、いい学校に入れたりして一緒に暮らすからカネが必要なのだと言う。今回の件で刑務所行きになったらそんなことは出来っこないでしょうと指摘するバンフィールドは、服役を避けるために刑事(警察)に協力するよう説得しようとする。最初は全く耳を貸さなかったジャーメインも、幸い後遺症もなさそうという治療後の弟に再会し、「弟のためにも模範を示しなさい」とのバンフィールドの改めての説得に気持ちは変わったよう。バンフィールドはまた、ひたすら兄を慕い、かばうけなげなクインシーにも心を打たれた様子。(子どもを持とうと懸命なバンフィールドが出会った、親のいない兄弟。今後何かあるのかも??)

銃撃戦でのもう一人の負傷者の女性、セリーナを担当したのはモリスやレジデントのグレイディ。腕を弾がかすった程度で軽傷のセリーナは到着時から態度が異常に攻撃的で、「自分に触るな」の一点張りで暴れ、治療も拒否する。お手上げ状態のグレイディに助けを求められたモリスも、最初のアプローチではあえなく失敗、脅され(笑)引き下がる羽目に。しかしその後、何とかもう一度説得しようとすると、セリーナは服の下に装着している小さな盗聴器(発信装置?)を見せ、自分はドラッグ取り引きの世界に入り込んで潜入捜査中の警官だと正体を明かす。上記のジャーメインを、いい子だからなんとかこの世界から足を洗わせたいのに自分には何も出来ない、と気にしている。また、事件で最初にERに搬送されてきて死亡した男を撃ったのは自分だとも告白。男が子ども(クインシー)に銃を向けるのを見てとっさに反応してしまったのだと言う。セリーナが気になるらしいモリスは、治療関連の質問のかこつけて「結婚してるの?彼氏は?」と探りを入れたりする。そんなモリスを憎からず思ったらしいセリーナも自分の本名はクラウディアだと教える。直属の上司が身元を引き受けに来て退院の時が来ると、クラウディア/セリーナはモリスに「自分が素性を教えたこととか、すべて規則違反なので絶対に誰にも言わないで」と念を押す。到着時のように、悪態をつき、自分の顔にツバすら吐きかけるという反抗的な態度に戻って(演技!)出て行くクラウディア/セリーナを見送るモリス。

ERに呼ばれたニーラは、腹痛を訴える鎌状赤血球貧血の13歳、アナスタシア(アナ)を診察。口が達者で、とても「いいキャラ」なアナは、次週、憧れのチェリストヨー・ヨー・マを見にNYに行くことになっているので(お小遣いをためたりして、やっと)、入院にはならないでほしいと願っている。診察中、買ったばかりで操作をまだ覚えていないというニーラの携帯(スマートフォン)の着信音が鳴り続け、アナがその設定を買って出る。携帯をニーラに返すまでの間に、アナは、「レイっていう人」と「オーストラリアからの(・・・里帰り中?)サイモン・ブレナーという人」からメールが来て、「写真がキュートだからあなたのふりして返信しておいた。ごめんね」と言い、「(二人も相手?がいるなんて)あなたって罪なオンナ/遊び人ね」とニーラをからかう。苦笑するニーラ。検査の結果、アナは胆嚢の感染症で、治療・手術のため入院が必要に。自分の感情に素直で、「どうして私はこんな病気(鎌状赤血球)持ちなの? ヨー・ヨー・マに会いたいのがそんなにぜいたくな望み?」と失望を隠さないアナ。携帯の件もありすっかり仲良しになっていたニーラは彼女に同情し、励ます。
ニーラはまた、受け付けのPCでノースウェスタンの小児外科のプログラムをチェックしてしていたりもする。将来をいろいろ考え中?

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

実は潜入捜査中の覆面警官だった「セリーナ・本名クラウディア」役は、TV「シックス・フィート・アンダー」のヴァネッサ役などで知られるジュスティーナ・マチャンド。ERには第4シーズン一話に患者の家族という別人役で出たことがあり(過去記事:「エバーウッド」や「HSM」ほかのみなさん in ER )、今回で2度目の出演。

ER4-01 "Ambush"(「待ち伏せ」)


15-11 "Separation Anxiety"
jum11.jpg

※「シックス・フィート~」での夫フェデリコ役だったフレディ・ロドリゲス(現在BS2で放送中の「アグリー・ベティ」セカンドシーズンにも、サンドイッチ屋さんジオ役でセミレギュラー)も、BS2で次回放送予定の13シーズン15話「最期のステージ」に出演。