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ER15-13 "Love is a Battlefield"
バスルームでの転倒事故でわき腹を負傷した高齢の女性患者には、彼女を助け起こそうとして自分も少し腰を痛めた夫らしき男性が付き添って来る。どちらも激しい気性らしく罵り合うこの二人、実は50年前から同じ相手と結婚と離婚を3回繰り返している(現在は離婚中、しかし隣に住んでいる?)という「腐れ縁カップル」だった。別々に治療を受けている時、男性はゲイツ、女性はサムらを相手にそれぞれがお互いへの思いを語るが、二人とも男性の過去の浮気話に触れ、どちらの話も結論は「愛し合っていても、ダメなものはダメ」的なものだった。しかしその後一時女性が急変したことが、それぞれ相手の大切さを再確認するきっかけに。「愛してる」と思いを確かめ合い、ハッピーエンド。

前々回のラストで、酔った勢いで誘い、キスした(その「続き」もあったよう)ダリアに、あれは間違いだったと謝るゲイツ。しかし二人はまだ親しそうな様子で、それを目撃したサムが嫉妬、ダリアに幼稚な嫌がらせをする(「あなた、今フリー? もしそうならピッタリの相手がこの病院にいるんだけど。彼にあなたの電話番号渡すけど、いいでしょ?」)。仕事の合間にサムと二人になった時、上記の「腐れ縁カップル」の話にも影響されたらしいゲイツは「失うには惜しい何かが僕らの間にはある。それを救う努力をしないなら自分はバカだ」とサムに復縁を懇願するが、サムは「それに気付いたのってダリアと寝る前? それとも後?」。あれは間違いだったし、君の大切さも分かった、と言うゲイツをサムは「あなたという人間は絶対変わらないの」とはねつける。そして、たまたまその場に来たダリアに「私たち、終わったから。彼がいるのならどうぞ」と言い捨てて立ち去る。その後ダリアは改めてゲイツを誘うが、ゲイツはまだサムとのことが自分にとっては終わっていないからごめん、と断る。一方、チュニーにゲイツとのことを愚痴っていたサムも、「彼をまだ愛してるの?」と聞かれるとうなずいたりしている。

病院向かいのジャンボマートの従業員5人が共同購入した宝くじが9億ドルを当てたことがテレビニュースにもなっている。全員すぐ仕事をやめるとの報道をうらやむフランクらカウンティ職員たち。その後、突然億万長者になったジャンボマートのオーナーが、動悸がする、(祝福の)握手のしすぎで手の骨が折れたのでは?などと、何度もERにやって来る。レジデントのグレイディがその度に応対し、環境の変化が原因の心因性の症状ですよ、今後のことは時間をかけて考えて、と親切に励まして落ち着かせ、感謝される。

休暇で里帰りしていたオーストラリアから戻ったブレナーがER復帰、手術を回避できて退院する患者アナ(前回、前々回に登場)を見送っていたニーラとも顔を合わせるが、彼女はその後も含めてブレナーにどことなくそっけない態度を取り続ける。そして、シフトを終えての帰宅時にはブレナーを見るやいなやこそこそ逃げ出す挙動不審ぶり。追いかけてきて一体どういうことだと問い詰めるブレナーに、ニーラは非常に不本意そうに「いない間、ずっとあなたのことを考えてた。そうはなりたくないけど、あなたが好きなのよ。あなたの予想通りで悔しいけど」と告白。二人はキスをする。

また、ニーラには今後、ホプキンス、デュークなどとの転職面接が控えていることもわかる。

未来の家族(や、ペットの犬!)のために買っておくんだ、とネットでミニバンを物色するモリスを、サムたちが「(人生に迷いを感じる)30代・早めの”中年の危機”」だとからかう。

しらみの治療として背中の体毛を剃る必要がある毛深い男性の担当を、みなが嫌がり押し付けあう。最終的にゲイツがグレイディに処置を命じるが、グレイディは100ドルで備品係?の男性を買収、その仕事から逃れる。

バンフィールドは仕事を早退し、夫ラッセルの付き添いでコバーンのクリニックでの体外受精に臨む。卵胞を採取する処置を受けるが、その後、その中に受精に適した卵子はなかったとの残念な結果が分かる。可能性の低さは承知の上だったとはいえ泣き出してしまうバンフィールドを、ラッセルが抱きしめて慰める。

自転車で車と衝突した事故で搬送の16歳の少女ジョディ。それほど重傷ではない。が、何度も鳴るボーイフレンドからの携帯の着信を異常に気にして電話に出なければと言い続け、治療のためそれが却下される状況が続くと、ついには暴れ出し(顔にジョディの手が当たり、ダリアがケガ)、強引に電話を取る。精神状態全体が不安定な印象も。しばらくして駆けつけてきたボーイフレンドのトミーは、一見優しいものの、ジョディを精神的に威圧しコントロールしている(暴力も振るっていそうな)タイプだった。

ジョディの事故担当でERにやってきた警官はクラウディア(前々回12話でドラッグ取引の覆面捜査官をやっていた警官)。再会できてちょっと嬉しそうなモリス、クラウディアも彼に好感をもっているよう。ジョディの事故は、自転車の彼女が自分から自転車で道路に飛び出していったとの複数の証言があるのだという。、クラウディアとモリスはジョディに事情を聞くが、彼女が何かを言い出だしそうとしたところでトミーに邪魔をされてしまう。その後、ジョディの両親も到着。娘とトミーの交際が気に入らない様子の父親はやや強引に「処置が終わったなら娘を連れて帰る」の一点張り。支配的なトミーに疲れ自殺しようとしたのではとジョディの精神状態を心配するモリスは精神科の診察を受けさせていたが、差し迫った危険はないと判断され、退院させるしかない。退院間際にも、ジョディがモリスに「赤信号は見えたけど・・・」と言いかけたところでタイミング悪く邪魔が入ってしまった。

どうしてもジョディが気になるモリスは、しばらく後、意を決して仕事を抜け出し彼女の自宅を訪ねて行く。するとそこにはクラウディアら警察や救急隊が先に到着していて、ジョディの父親が拘束(手錠)され、路上にはボコボコにされたトミーが死にかけの姿で横たわっていた。そしてショック状態のジョディ(ケガはなさそう)も救急車に乗せられる。クラウディアによると、退院・帰宅後のジョディをトミーが訪ねて来て二人はトラブルになり、ジョディに暴力を振るおうとしたトミーを見た父親が割って入って反撃(?)した、という事情らしかった。救急車で運ばれていくジョデイを見送り、モリスはただ立ち尽くす。


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「スペシャルゲストスター」扱いだった「熟年腐れ縁カップル」の男性ハリー役は、ジュリア・ロバーツの「プリティ・ウーマン」などを手がけたゲイリー・マーシャル監督。俳優としての出演作も多い人。

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そしてそのパートナーの女性バーバラ役は「エバーウッド 遥かなるコロラド」のエドナことデブラ・ムーニー。ERには第5シーズンにも別人役で出ていた。

ER15-13 "Love is a Battlefield"
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ER5-19「春遠からじ」&5-22「明日への期待」
ルーシーが心を開かせようと奮闘した、問題行動が多い少年の里親役。


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再登場した警察官クラウディア(ジャスティーナ・マチャド)は、Varietyの記事(こちら)によると、今後、最終回まで毎回(?)出演するよう。モリスとの仲も発展するかも?

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このシーズン、「俳優たちの背景で、いつも黙って仕事をしている」というポジションで長年出演してきたエキストラの方たちに、時々、ひとことふたことのせりふつきクローズアップがプレゼントされている。これもラストシーズンの記念?

今回は「グレイディが100ドルくれたから」と「しらみ患者の剃毛」をやっていた備品部?のこの方の番。名前も「ジョーイ」と判明。

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